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姫様にょっき |
2005年 |
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国際結婚とインターネット |
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カンボジアのニュースをフランス発で知る。パリ発のクメール語のインターネットラジオは毎日1時間、音声ファイルをhttpでダウンロードしてニュースを聴くことができる。ポルポトを裁くのに国連が中国人を任命した話。めっちゃ加害側じゃん。それなら"東京裁判"のときもだれか日本人を"判事"に任命してくれたらよかったのに。フンセンに批判的なニュースもこうした海外のラジオではちゃんと流される。 「フンセンチクオト」 と、彼女が洗い髪をすきながら言う。
ほかにアメリカ合衆国発のクメール語インターネットラジオも2局ある。
日本に着いたその日、私はSkypeのお金をクレジットカードで10ユーロ購入した。それまではずっとSkypeどうしだったので無料で使っていたのだが、今日から相手は普通の携帯電話である。
まずは日本の自分のPHSにかけてみて成功。彼女を呼び、ドキドキで、彼女がカンボジアに置いてきた携帯電話にSkypeOutしてみる。きのう涙で別れた人たちがスピーカーで答えたとき、彼女の顔がパッと華やいだ。
以来、カンボジアの実家と話すときの彼女は生き生きしている。もちろん向こう側もそれに負けず劣らず、キチガイのようにはしゃいでいる。もうちっと落ち付きませんかお母さん、と言いたくなるが、うれしい。1分約30円。 「大丈夫よ安いんだから」 なんて言いながら彼女はなんだか本当に楽しそうにお母さんや友達としゃべっていて、少しくやしい。
彼女がいなければだれも使わないのでTelesurfは解約してしまった。当初は彼女が日本にこうして来てから実家と話すためと思ってパソコンとともに彼女の家に導入したのだが、結局、カンボジアにいる彼女と私との間でしか使わなかった。
というのは、私は 「国際電話するよりTelesurfでSkypeするほうが安いだろう」 と思ったのに対し、彼女は 「そんなに頻繁にはかけないつもりだから、普通に国際電話したとしてもTelesurf代ほどは使わないと思う」 という意見だったためだ。
また、Telesurfの帯域が狭すぎて、まともに会話が成立しないことがわかったためもある。実際私と彼女の間でも、音声会話は1回やったきりで全然ダメだとわかり、あとはむりやり文字チャットしていたのだから。だが、日本の家ではインターネットは光に加入しているので、これを活かさない手はないことに気づく。そこで"Skype(日本)→携帯電話(カンボジア)"、すなわちSkypeOutすることにしたわけだ。
カンボジアとの国際電話は頻繁に音が途切れたり、音声の遅れがあったりする。カンボジアへのSkypeOutも品質は似たようなものだ。それより悪くもなく、良くもない。カンボジアに関するかぎり、旧来型国際電話との違いはただ価格の安さだけである。 |
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